素材

中が見えないものだから、中身(中綿)についてもっと知ってもらいたい

日本には四季があり、それぞれの季節、地域によって、気候や温湿度など大きく異なります。

ふとんのかしもとでは、日本の風土を考え最適な素材を選び提案いたします。

羽毛

羊毛

ポリエステル

綿

  羽毛(down)

ふとんのかしもとの羽毛は、日本羽毛寝具製造業協同組合の品質基準に合格した優れた羽毛原料と側生地を使用し、適正な縫製で

仕上げられた*ダウンパワーが350dpのエクセルゴールド以上の羽毛ふとんのみ取り扱い、安全で安心できるふとんをお届けできる

よう努めています。

主に日本でもっとも信用のおける羽毛専業メーカーの「河田フェザー」の羽毛を中心に使用しています。

*ダウンパワーとは、羽毛ふとんの暖かさを左右するのは羽毛の持っている膨らむパワーです。そのパワーを数値化したものが

ダウンパワーです。その数値の高いものほど、「ふとんがよく膨らむ=保温力がある=あったかい」です

 

また、ふとんのかしもとの羽毛はすべてSEK(繊維製品新機能評価協議会)認定の『抗菌防臭加工』を施し、国内にて洗浄処理し、抗菌防臭加工ACTIGARD(アクティガード)を施したAGダウンを使用しています。

ふとんのかしもとで使っている羽毛の中綿(中身)をふとん館で展示しています。実際の羽毛を見て触ることができます。

グース6種類▶︎

A. アークティックシルバーグース    SWGD95/5  (440dp)

B. ポーランドホワイトグースダウン WGD95/5      (440dp)

C. ポーランドマザーグースダウン    WGD95/5    (440dp)

D.  ハンガリーホワイトグースダウン  WGD93/7   (420dp)

E.  ポーランドホワイトグースダウン  WGD90/10 (400dp)

F.  ポーランドホワイトグースダウン  WGD93/7    (400dp)

ダック4種類▶︎

G. ブリーダーダウン  WDD97/3 (370dp)

H. フランスホワイトダックダウン WDD90/10  (400dp)

I.  台湾ホワイトダックダウン  WDD93/7 (370dp)

J.  フランスホワイトダックダウン  WDD85/15 (360dp)

●グースとダックの違いは?

羽毛を採取する水鳥の種類は、主にグースとダッグの2種類です。グースはガチョウ、ダックはアヒルのこと。

 

ダックよりグースの方が体が大きいため、ダウン(タンポポの綿毛のようにふわふわと芯がないもの)のひとつひとつの大きさも大きく、空気をよく含み、より保温性にすぐれた上質な羽毛が採れます。

 

そのため一般的にダックよりグースの方が高品質な羽毛といわれています。

 

 

 

●ダウンとフェザーとは?

水鳥には、大きく分けて、フェザーとダウンがあります。

 

ダウンは水鳥の胸の部分に生えている毛のことで、軸がなくタンポポの綿毛のようにふわふわとしています。

空気をたっぷりと含むので暖かく、かつ吸湿・放湿性に優れているのが特徴です。

 

このダウンが入っている率(ダウン率)が高いほど上質な羽毛ふとんとされます。水鳥1羽から採れるダウンの量は少なく希少なため、ダウン率が高いほど価格は高くなります。

 

フェザーは湾曲した硬い軸のある羽根のことです。

フェザーには2種類あり、水鳥の翼の部分に生えている比較的大きな羽根(6.5cm以上)をフェザー、腹の部分に生えている小さな羽根(6.5cm未満)をスモールフェザーと呼ばれます。

 

羽根軸が硬いので弾力性や復元力に優れているのが特徴で、クッションや枕に最適な素材です。

ふとんに使われるフェザーはほとんどが軸が細くやわらかなスモールフェザーで、通常ふとんには羽毛と混ぜて使われます。

また、ダウンほど保温力は高くありません。

 

 

 

 

 

  羽毛の特徴 

  • たんぽぽの綿毛のようなダウンが、たくさんの空気を含むので保温性が高い

  • 羽毛は、吸湿性や放湿性に優れているので、汗による湿気を吸収し発散させるので快適

  • 暖かい空気を逃さず、冷気の侵入を防ぎ体にフィットします

  • 頻繁に日に干すことがいらないのでお手入れが簡単

  • 除塵・洗浄後、100℃以上の高熱殺菌処理をした羽毛を使用するので、ダニや害虫が侵入できない

  • 側生地も羽毛がでない織密度の高いものを使用するのでダニ・害虫の出入りができない

  • 側生地を交換したり中の羽毛を洗ってリフォームが可能

    羊毛(wool)

羊毛(ウール)には「クリンプ」という特有のちぢれがあり、このクリンプが空気をたっぷりと含むため、弾力性がバツグンです!

敷ふとんによく使います。ふとんのかしもとでは、ポリエステルと混ぜて羊毛混として敷ふとんに使っています。

   羊毛の特徴 

  • ウロコ状の独特のちぢれ(クリンプ)をもっているので、60%の空気を含んでいると言われがいきの侵入を防ぐので保温性が高まる

  • 羊毛は、身体が発散する水分を吸収し、放湿させる機能があるので夏の間も湿っぽい感じがない

  • 羊毛は、湿気を与えると自然に熱をだし温かくなるので、眠っている間に汗を吸収し温かい

  • 何百万もの渦を巻いたクリンプで構成しているので弾力がありふんわり

  • 繊維の中に多くの窒素と水分を含んでいるので燃えにくい

  • ウロコ状の繊維の表面がエピキューティクルというごく薄い膜に覆われているので水をはじき、水分含有率が高いので静電気がおこりにくくチリやほこりを寄せ付けないので汚れにくい

●羊毛ふとんは臭う?

羊毛には羊毛独特の臭いがあります。
産地や収穫時期、洗いや加工方法等により、多少の違いがありますが全く無臭ということはありません。
ある程度の臭いはやむを得ません。また、使用中でも湿気を吸収してそのままにしておきますと、臭いが出ますので日干しをし乾燥させてください。

    ポリエステル(polyester)

羽毛・綿・羊毛など違い、ポリエステルは化学繊維です。軽くて耐久性もあるのに低価格なのが魅力の繊維です。
軽いという点はふとんをしまったり、洗濯したり、干すことを考えるとありがたいポイントです。

いろいろな付加機能をつけることができ、天然繊維とブレンドしてそれぞれの特徴を生かしたふとんも多くあります。

   ポリエステルの特徴 

  • ふとんの保温性は詰めもの量の多少でなく、空気の量(かさ高)によって左右されますので、かさ高性に富んだポリエステルは保温性に優れている

  • ポリエステルの繊維自体は水分をほとんど吸いませんが、繊維と繊維が絡んだ間から水分を透湿・放湿するので、ムレる心配がない

  • ポリエステルは、繊維そのものが強いので摩擦や折りたたみを繰り返しても切れにくい

  • 「わたぼこり」がほとんど出ない

  • 細菌の温床になりにくく衛生的ですので、喘息などのアレルギー体質の人に安心

  • ポリエステルには、防ダニや抗菌など衛生機能を施したものもあり、他にもいろいろな機能を付加できる

    綿(cotton)

綿は、自然の中で生産と還元を繰り返す植物繊維です。

日本で最も多く使われてきたのが綿ふとんです。赤ちゃんやアレルギー体質のデリケートな肌にも刺激することはないです。

綿ふとんは、定期的に「打直し」をすることで長く使うことができます。

   綿の特徴 

  • 綿の繊維は中空の構造になっていて、繊維が天然のよじれを持ち、適度な硬さと弾力性がある

  • 綿ふとんは、睡眠中に放出する汗をよく吸い取ってくれる

  • 綿ふとんは、日に干すことによってふっくらとよみがえる

  • 綿は自然の植物繊維なので、肌触りがよく、静電気を起こすこともない

  • 植物である綿は、二酸化炭素を吸収し、きれいな酸素を生み出し、大気の浄化を行う地球にやさしい繊維

    麻(linen&ramie)

麻と一言でいってもその種類は20種類近くあります。

このうち衣料用として使っている代表的なものが、亜麻(リネン)と芋麻(ラミー)です。

どちらも涼しくさわやかさが第一の特徴です。天然素材の中で最も汚れが落ちやすく洗濯にも強い素材です。

●リネンとラミーの違いは?

リネンは主にヨーロッパで使われていた麻繊維

                            リネンはアマ科の 亜麻(あま)になり、4000年以上前から使われる繊維で、寝具やタオル類、インナー製品に使われます。

 

「細い」「やわらかく」「チクチクしない」「しなやか」

麻は「チクチクする」イメージがあるのですが、チクチクしない理由にはリネンに含まれるペクチンがチクチクしないようにしています。

 

肌あたりが優しく、サラっとした感触になり綿よりも吸水性や発散性に優れています。

繊維そのものは少し黄色がかった亜麻色で、光沢が少ないマットな繊維です。

ラミーは主にアジアで使われていた麻繊維

 

アジアで自生していたイラクサ科の苧麻(ちょま)は、日本の伝統的な織物で作る衣類から漁をで使う網、紙等に使われていました。

 

6000年程前から栽培されたラミー(Ramie)は「長く」「太い」「丈夫」な繊維で、繊維の中でも丈夫なことから皇室から庶民まで幅広く衣類として使われてきました。

 

繊維は白く自然な光沢がり麻らしいシャリ感の固めな生地になり、太い繊維になるラミーはチクチクしやすくなります。

   麻の特徴 

  • 麻は、汗を素早く吸い取り、外部に発散するので高温多湿な日本の気候に適しています

  • 通気性に大変優れているので、汗をかいてもムレることがなく、洗濯してもすぐ乾きます

  • 麻は、天然素材の中でも汚れが落ちやすく、水に濡れることで強くなるので洗濯に強い丈夫な繊維

  • 繊維に含まれるペクチンが汚れを弾き、汗や皮脂の臭いがつかなく雑菌の抑制にもつながり清潔

  • 洗って使えば使い込むほどしっとりと柔らかさを増し、だんだんと心地よくなり肌になじむ

  • 麻の繊維は、体温を保ち、余分な湿気を逃がす天然のサーモスダットの役目を果たし、夏は涼しく、冬はあったか

    絹(silk)

絹は、蚕の繭からとった天然繊維で、独特な光沢を持ち古来より珍重されています。蚕が体内で作りだすタンパク質に18種類のアミノ酸が含まれており、人間の肌に最も類似した繊維。

   絹の特徴 

  • 絹は、繊維の構造上体内の毒素を吸湿する力が強く、汗による湿気をいち早く放湿し、湿気が残らない為、ムレを防ぎ寝心地がさわやか

  • 絹には小さな空気層が温度調節をし、夏は汗を吸収し排気(排毒)を促し、冬は外気との温度差を調節し保温を保つ

  • 絹は、天然素材の中でも一番軽くやわらかいので自然に身体にフィットします。軽いので、年配の方でも楽にふとんの上げ下げができる

  • 絹は、天然繊維の中では唯一の長繊維で静電気がおこりにくく保湿性が高く、ホコリやチリを寄せつけず、消臭効果もあるので清潔で衛生的

  • 絹は、アミノ酸を含んでいるので、皮膚細胞を活性化させ、血流の流れもよくなり、肌に潤いを与え健康的な素肌を保つ

  • 抗菌性が高いので、皮膚あれ、傷口、アトピー予防にも良い